「署名行動」 あなたの署名が世界を変える!

ヒバクシャの願い=核兵器禁止・廃絶に世界数億人の賛同を(2019年3月末日現在

「後世の人びとが生き地獄を体験しないよう、生きているうちに何としても核兵器のない世界を実現したい」――そのような想いから、2016年4月、ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名(「ヒバクシャ国際署名」)が国内外9人のヒバクシャのよびかけで始まりました。「被爆者は、すみやかな核兵器廃絶を願い、核兵器を禁止し廃絶する条約を結ぶことを、すべての国に求めます」との願いに賛同する個人・団体が自由に、それぞれの条件を活かして参加し、2020年までに世界数億を目標に、毎年の国連総会に届けます。

「ヒバクシャ国際署名」連絡会による集計で署名総数は941万5025人分(2019年3月末現在)。世界42か国・地域、国内1259人の自治体首長(うち府県知事22人)が賛同する幅ひろい運動になっています。中央の連絡会には、47団体が参加しており、都道府県レベルの署名推進組織も過半数を超える26となりました。6月には、和歌山県でも連絡会を立ち上げようと準備しています。

兵庫、宮城、新潟では、県民運動にしようと自治体首長顔写真や名前入りのポスターを作ってとりくんでいます。

ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名(2016年4月1日開始)

被爆者は核兵器廃絶を心から求めます。

人類は今、破滅への道を進むのか、命輝く青い地球を目指すのか岐路に立たされています。

1945年8月6日と9日、米軍が投下した2発の原子爆弾は、一瞬に広島・長崎を壊滅し、数十万の人びとを無差別に殺傷しました。真っ黒に焦げ炭になった屍、ずるむけのからだ、無言で歩きつづける人びとの列。生き地獄そのものでした。生きのびた人も、次から次と倒れていきました。70年が過ぎた今も後障害にさいなまれ、子や孫への不安のなか、私たちは生きぬいてきました。もうこんなことは、たくさんです。

沈黙を強いられていた被爆者が、被爆から11年後の1956年8月に長崎に集まり、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)を結成しました。そこで「自らを救い、私たちの体験を通して人類の危機を救おう」と誓い、世界に向けて「ふたたび被爆者をつくるな」と訴えつづけてきました。被爆者の心からの叫びです。

しかし、地球上では今なお戦乱や紛争が絶えず、罪のない人びとが命を奪われています。核兵器を脅迫に使ったり、新たな核兵器を開発する動きもあります。現存する1万数千発の核兵器の破壊力は、広島・長崎の2発の原爆の数万倍にもおよびます。核兵器は、人類はもとより地球上に存在するすべての生命を断ち切り、環境を破壊し、地球を死の星にする悪魔の兵器です。

人類は、生物兵器、化学兵器について、使用、開発、生産、保有を条約、議定書などで禁じて来ました。それらをはるかに上回る破壊力をもつ核兵器を禁じることに何のためらいが必要でしょうか。被爆者は、核兵器を禁止し廃絶する条約を結ぶことを、すべての国に求めます。

平均年齢80歳を超えた被爆者は、後世の人びとが生き地獄を体験しないように、生きている間に何としても核兵器のない世界を実現したいと切望しています。あなたとあなたの家族、すべての人びとを絶対に被爆者にしてはなりません。あなたの署名が、核兵器廃絶を求める何億という世界の世論となって、国際政治を動かし、命輝く青い地球を未来に残すと確信します。あなたの署名を心から訴えます。  2016年4月

よびかけ被爆者代表:坪井直、谷口稜曄、岩佐幹三(以上、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)・代表委員)、田中熙巳(日本被団協・事務局長)、郭貴勲(韓国原爆被害者協会・元会長)、向井司(北米原爆被害者の会・会長)、森田隆(ブラジル被爆者平和協会・会長)、サーロー・セツコ(カナダ在住)、山下泰昭(メキシコ在住)

<この署名は、国連に提出します>

「核兵器のない世界へ」署名行動 行動すれば世界は変わる!「さぁ、あなたも!!」

1945年8月9日午前11時02分、長崎市に1発の原子爆弾が投下され、多くの人々がその犠牲となりました。

長崎では、毎月9日に核兵器廃絶を国連に求める署名に取り組む「6・9行動」を行い、核兵器のない平和な世界を求め続けています。

広島では6日に行われ、全国各地の原水協が6日・9日に署名への協力を求め、呼びかけています。

毎月9日、長崎市松山町の平和公園で午前10時から約1時間、署名行動を行っています。あなたも署名に参加しませんか?

あなたの1筆の署名が積み重なり、世界を動かす力となります。もし、核兵器のない世界を、あなたも求めるのであれば、この行動に参加しませんか?あなたの力を世界が待っています。

ご興味のある方はこちらもご覧ください。

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